gonzo surf
gonzo surf
本公演では、演出イメージとしてパーカー、スウェット、そして海辺、ガード下、スタイリッシュ、というビジュアルイメージが先にありました。
太宰治作品の『駈込み訴え』のイメージとは異なる、現代的な衣装にしたいという演出家の要望に対し、衣装スタイリングを担当した 大澤智代 氏は、今回の舞台で最も重要な役割を果たす事となった『マリア像』のバックプリントが施されている、 サーフウェアブランド gonzo surf のジップアップフーディー(Printed zip-up hoodie MARIA)を提案してくれました。
そこには、サーファーの鍛えられた身体をより良く見せるための細やかな計算がありました。
スマートで洗練されたシルエットは、舞台装置の少ない空間の中で、役者を凛と静かに輝かせてくれました。
大澤智代氏と、彼女の古くからの友人でもある gonzo surf デザイナーの R-SUKE TAKANO 氏のお2人で、倉庫にある製品の中から、演出のイメージに合うものを探し出してくれました。
そして、
その他製品合わせて、なんと6点も提供していただきました。
ブランドヒストリー
1993年日本を代表するサーフタウン茅ヶ崎にてブランド誕生。
現在世界で活躍するトッププロ大橋海人の父であり自身もプロサーファーとして活躍した故・大橋勧氏が立ち上げた。
日本各地のコアなサーファーをはじめとし、ハワイやカリフォルニアのサーファー達に支持を受け、その当時唯一の日本発信のサーフアパレルとしての地位を確立し現在に至る。
ブランドネームの“GONZO”には米語のスラングで“キレた奴”や、いい意味での“風変わりな奴”等の意味を持つ。
デザインやディティールは“日本人による日本人のため”を基軸とし、時代に流されない“オトコ”を感じるデザインにこだわる。グラフィックのタトゥーモチーフには“和彫”を取り入れ、ネームやワッペンに“日章旗”をアレンジしたものを落とし込んでいる部分にそれらを垣間見ることができる。
ライダー&ファミリー
ブランド設立時には添田博道、戸倉守康と言ったレジェンドから当時の現役プロである松尾博幸、高津佐浩行、稲葉康宗、出頭孝高などが在籍。
ブランド中期2000年頃より他ブランドに先駆け、次世代の育成に取り掛かる。
当時代表の息子、大橋海人はもちろん大沢伸幸、高橋健人、渡辺将人、中村昭太など現在も日本を代表する多くのサーファーをサポートしてきた。
そのグロメッツ時代からサポートをする鈴木大輔や関田秀俊らは現在もチームに在籍。
現在は、サーフィンのライダーの枠を超え注目のFMX(フリースタイルモトクロス)ライダーの関志路“YOSICK”充毅や茅ヶ崎出身のプロボクサー本田正二郎をサポートしている。
音楽シーンでは各地のイベントサポートはもちろん、伝説のサーフパンクバンド“NoEndWhy”のリーダーとして活躍したのちソロおよびメジャーReggaeミュージシャンJr.Deeとのユニットとして活躍するシンガーソングシェーパーである610-changもサポートし、波乗りや湘南のカルチャーを全国に向け発信している。
そして全国各地の主要サーフポイント(仙台新港/茅ヶ崎/伊豆/千葉/伊良湖/四国海部/四国物部/島根千畳/唐津/日向/沖縄北谷)のトップアマおよびビッグウェイブサーファー20名もサポートしている。
グラフィックにも多々登用されている“Support your local.”の精神はここにも表れている。
ドメスティックブランドの誇りを胸に、日本のオトコ達にスタイリッシュなアイテムを提案することを信条に毎シーズンデザインを発表している。